ワークショッププログラム

Workshops

国内外のアーティストによる特別実技ワークショップとセミナー/トークプログラム。 アーティスト、観客、地域住民が共に参加する、ひらかれた学びと対話の場です。

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OICDFのワークショッププログラムは、
「M.O.V.E」と「T.H.I.N.K」の2つの軸で構成されています。

  1. M.O.V.E ムーヴ

    身体技法、創造性、即興、など”身体を動かすこと”に焦点を当てた実技クラス。

    日常のクラスでは出会えない視点から、身体と表現の可能性を拡張します。

    動きの出会い、表現の再発見。

  2. T.H.I.N.K シンク

    ダンス&アートヒストリー、異ジャンル交流、創作プロセス、国際交流、ダンスビジネスなどをテーマにしたトーク・セミナー。

    アーティスト・観客・地域住民が同じ場で語り合い、アートの背景や構造への理解を深める機会をつくる。アートを「考え、語り、深める」ための知的交流の場です。

 

身体を動かすこと。
考えること。

それぞれのプログラムを通して、コンテンポラリーダンスにおける表現・創作・鑑賞を、多角的に体験していきます。

多様な視点からダンスに触れることで、表現の奥行きや、コンテンポラリーダンスの面白さをより深く発見していくプログラムです。

「コンテンポラリーダンスは難しそう」「よくわからない」と感じていた方にとっても、新たな入口や楽しみ方に出会える機会となることを目指しています。

OICDFは、コンテンポラリーダンスを「踊る」だけではなく、創作・鑑賞・対話を通して立体的に体験する場を目指しています。

ここでしか出会えない国際的な実践と視点を、ぜひ体験してください。

ワークショップ紹介

8/8(土)

青色:M.O.V.E
ピンク色:T.H.I.N.K

BLACKパフォーマンスワークショップ

10:00~11:30

講師: Performance project BLACK

レベル:オールレベル(初級の方も大歓迎)

ダンス、マイム、演劇、音楽、衣装などのクリエイターが集まる異ジャンルパフォーマンスチームBLACKが、幅広い経験を駆使して提供する身体表現のワークショップ。ジャンルや経験値、年齢などは一切関係なくボーダレスに表現を楽しむワークショップです。

Performance project BLACK

「全ての色を混ぜると黒くなるのか?」をテーマに2018年モデルyukoの呼びかけで結成したダンス、マイム、演劇、音楽、衣装などのクリエイターが集い、異なるメソッドを融合させた演出方法を探る異ジャンルパフォーマンスチーム。「劇場ではないところを劇場に」をコンセプトに国立公園、重要文化財、寺社仏閣、アートギャラリー、百貨店、廃校跡地などでパフォーマンス活動を続けている。観客からのリクエストにより始まった1日がかりの体験ワークショップも好評を集めている。

舞台衣装とパフォーマンスの関係

12:30~13:30

講師: 田中秀彦

(セミナーの為、レベル不問)

世界各地の多様な舞台衣装と身体表現の関係を、その未来の可能性も含めて、コスチュームクリエイターであり舞台演出も行う田中秀彦がわかりやすく解説します。多様な身体表現と衣装デザインを、わかりやすい画像をスライドでご紹介しながらお話します。衣装の作り方の相談にもお応えできればと思います。

舞台演出・服飾造形・身体表現 田中秀彦
成安造形短期大学服飾芸術コース卒業後、舞台衣装と舞台演出の活動を開始。
舞台・映像・写真の世界で衣装制作、演出、プロデュースを行う。
2011年より成安造形大学で教鞭を取り、日本初の4年制美術大学による「コスチューム」教育研究機関として次世代クリエイターの育成にも力を注ぐ。
成安造形大学 芸術学部コスチュームコース教授

コンテンポラリーテクニック

14:00~15:30

講師: Katia Tubini

レベル:中級

イタリア国内(ローマ、フィレンツェ、ヴィチェンツァ、ロヴェレート)をはじめ、ギリシャ、スロベニア、トルコ、ニューヨークなど、ヨーロッパ各地および海外で公演・振付・ワークショップを展開、またウクライナ国立オペレッタ劇場(National Operetta Theater of Kyiv)から委嘱を受け、劇場専属ダンサーによる新作振付も手掛けてきたKatia Tubiniによる、一日限りのオープンワークショップ。

Katia Tubini(カティア・トゥビーニ)は、イタリア・ヴェローナを拠点に活動する振付家、演出家、教育者。
10代の頃より、イタリアを代表する文化機関のひとつである「ヴェローナ・アレーナ歌劇場バレエ団」にアンサンブルダンサーとして出演し、プロフェッショナルとしてのキャリアをスタートした。

2010年に「LPP Project Dance Company」を設立し、現在まで芸術監督を務める。また、1999年からはヴェローナにて「LPP Ballet Studio」を主宰。若手ダンサー育成の場として地域でも高く知られるスタジオを運営しながら、教育者、振付家、ディレクターとして、新たな世代のパフォーマー育成とオリジナルのコンテンポラリーダンス作品の創作に取り組んでいる。

LPP Project Dance Companyは、長年にわたり「Tanztheater Wuppertal Pina Bausch」で活躍した伝説的ダンサー、Damiano Ottavio Bigi(ダミアーノ・オッタヴィオ・ビジ)とコラボレーションを行っており、彼は同カンパニーのために作品を振付。この協働を通して、Tubini自身もピナ・バウシュのオリジナル・テクニックを学び、タンツテアターの系譜への理解を深めている。

また、ウクライナ国立オペレッタ劇場(National Operetta Theater of Kyiv)から委嘱を受け、劇場専属ダンサーによる新作振付も手掛けた。

これまでに、イタリア国内(ローマ、フィレンツェ、ヴィチェンツァ、ロヴェレート)をはじめ、ギリシャ、スロベニア、トルコ、ニューヨークなど、ヨーロッパ各地および海外で公演・振付・ワークショップを展開。また、イタリア文化会館(Italian Cultural Institute)との海外プロジェクトにも参加している。

International Dance Councilのメンバーとしても活動し、ギリシャでのサイトスペシフィック作品の委嘱制作など、国際的な芸術交流にも積極的に携わってきた。

さらに、彼女のカンパニーはヴェローナの文化シーンにおいて継続的な存在感を持ち、毎年、市内の著名な劇場で作品を発表している。

2026年には、フランスの著名なエージェンシーより委嘱を受け、ヴェローナ・アレーナで開催されたオリンピック関連文化イベントのクロージングセレモニーに参加。歴史あるヴェローナの円形劇場と、フランスで開催される次期オリンピックを象徴的につなぐプロジェクトとして注目を集めた。

モダンテクニックワークショップ

16:00~17:30

講師: 鞍掛綾子

レベル:初〜中級

モダンダンステクニックは、バレエ以降に生まれた舞踊表現のための身体技法。
実は、そのテクニックはひとつではなく、それぞれ全く異なる身体感覚や考え方を持っています。
本ワークショップでは、世界的に知られる「グラハムテクニック」と「カニングハムテクニック」の2つを取り上げ、それぞれの特徴や違いを実践を通して体験していきます。
何が違うのか。
その違いは、自分の身体や表現にどう影響するのか。
異なるアプローチに触れながら、新たな身体感覚やダンスの可能性を発見していくクラスです。

1998年~2009年NY在住 2001年NY州立PurchaseColege大学院 舞台芸術学科舞踊専攻大学院卒業 MFA修得(Master of Fine Arts) 平林和子教授に師事 同大学にて和子氏により開講された大学院に編入、そこで教育学としてのダンスコンポジションを専攻、2001年修士号を修得する。同様に平林和子のもと、グラハムテクニックを8年に及び学ぶ。卒業後もルイホーストから継承を受けた平林和子氏につきコンポジションを教える立場としての研究、追及を続ける。(Rouis Horst Dance Composition Method / Kazuko Hirabayashi Choreographic Method)

2001年NY大学主催ダンスギルドにおいて、優秀新人振付賞を受賞。
1999年~2004年スペインにおいて毎年作品を発表、2003年、2004年スペイン国際振付コンクールの審査員を務める。
2005年NYにダンスカンパニーa-core-dance artsを設立。NYで活躍する振付家を集め公演/WSを行うReverb Dance Festival を設立。
2007年、イスラエルのバットシェバ舞踊団の元芸術監督、Ohad Naharin考案のGagaメソッドを日本で広める活動を始め、GAGAJapanを設立、身体能力に対する哲学を追求し、身体への新しい考え方を日本で普及させる活動を行う。ダンス界だけでなく幅広いスタンスでわかりやすく奥深いG効力を試みるため、テクニックWS開催、以降日本におけるWS、単独クラス企画を継続、近年においては大学の教育期間の中でのテクニックの繁栄に力を入れる。

これまでWSを開催した場所として、神戸オルビスホール、東京ARCHITANZアーキタンツ、愛知芸術劇場、北九州芸術劇場、京都芸術センター、横浜赤レンガ倉庫、神戸db、武庫川女子大学、神戸大学、中京大学、神戸女学院大学、その他数多くの機関で教える

sarAikaコンテンポラリーデュエットレパートリー

18:00~19:30

講師: sarAika movement collective

レベル:中級

sarAika movement collectiveがニューヨークを中心に創作・上演してきたデュエット作品をもとに行うレパートリーワークショップ。
リフト、ウェイトシェア、コンタクト、タイミング、距離感──。
“2人で踊ること”によって生まれる身体の関係性や動きの可能性を探っていきます。
本クラスでは、実際のレパートリーを通して、sarAika独自のパートナリングやムーブメントアプローチを体験。単なるテクニックとしてではなく、相手との感覚的な対話や、空間・重力・流れを共有する感覚を深めていきます。
ニューヨークで発表してきた作品群の一部に実際に触れながら、デュエット表現ならではの身体感覚と創作プロセスを学ぶワークショップです。

sarAika movement collective(サライカ・ムーブメント・コレクティブ)は、イタリア出身のSara Pizziと日本出身の武島アイカによって設立された、ニューヨーク拠点のコンテンポラリーダンスカンパニー。

異文化性(Interculturality)を活動の核に据え、文化的背景の違いを創作のための重要な要素として捉えながら、振付・コラボレーション・ディレクションを展開している。異なる身体感覚や文化的ルーツをもとに、構造的でありながら感覚的深度を持つ作品を創作。移民性、アイデンティティ、文化的記憶などを身体表現へと変換し、身体を「文化が交差する場」として立ち上げている。

また、sarAikaにとって“多様性”とは単なるテーマではなく、コンテンポラリーダンスを拡張するための実践方法そのものでもある。

作品創作に加え、フェスティバル、国際交流、共同制作などを通して、世界各地のコンテンポラリーダンサーをつなぐ活動も行っている。

2021年以降、アメリカ国内外で幅広く活動を展開。IATI Theater、Et Alia Theater、Naoko Tosa(京都大学)、Stony Brook University、University of Bridgeport、Museum of the City of New York、New York Fashion Weekなどから委嘱を受ける。

また、Dance Base Yokohama(YPAM2022)、Performance Project at University Settlement、Jamaica Arts Center、Spoke The Hubなどでレジデントアーティストとして活動。

これまでに、New York Public Library for the Performing Arts、Judson Church、New York City Center、Movement Research、HERE Arts Center、Symphony Space、Queens Theatre、Dixon Place、Arts On Site、Triskelion Arts Theater、Peridance Studio、Ruth Page Center for the Arts(シカゴ)、Detroit Film Theatre – Detroit Institute of Arts(デトロイト)などで作品を発表し、スウェーデン、イタリア、日本など海外でも活動を展開している。

作品はタイムズスクエアのビルボードやCBS・Channel 25でも放映された。

2025年には「Osaka International Contemporary Dance Festival(OICDF)」を立ち上げ、ダンスを通して世界と地域をつなぐ国際的な活動をさらに広げている。

8/9(日)

青色:M.O.V.E
ピンク色:T.H.I.N.K

Contemporary Ballet Method for Dancers

〜コンテンポラリーダンサーとバレリーナのための進化型バレエ〜
photoby a*studio

10:00~11:30

講師: 上杉真由

レベル:初中級〜

海外では、トップカンパニーのダンサーからフリーランスのコンテンポラリーダンサーまでが、同じバレエクラスで汗を流しています。それは、現代のダンスシーンにおいて「バレエの軸」を保ちつつ、「重力やオフバランスを操るしなやかさ」を同時に手に入れることが不可欠だからです。
このクラスは、古典の型を守るためのバレエではなく、「コンテンポラリーダンスでより自由に、より力強く踊るための身体」を作ることを目的とした、実践的なバレエトレーニングです。

上杉真由による Contemporary Ballet Method  for Dancersは、クラシックバレエの基礎を軸に、正確なポジション、軸、足さばき、音楽性といったクラシックバレエの本質を大切にしながら、呼吸・重力・オフバランス・空間認知を通して、より自由で有機的な身体へと発展させていきます。

レッスンでは、プリエやタンジュなどの基礎を丁寧に行い、シンプルな動きの中から、重心移動、床との関係性、エネルギーの方向性を深く学びます。

また、ターンアウトだけでなく、パラレルやターンインも取り入れながら股関節の可動域を広げ、現代的でしなやかな身体感覚を育てていきます。

さらにこのクラスでは、

呼吸、視線、姿勢、重心、指先の方向性など、感情を身体で伝えるための具体的な技術を分析しながら学び、“感覚だけではない再現性のある表現力” を身体へ積み重ねていきます。

【クラス構成のイメージ】

  • Warm-up & Floor (10分):呼吸と連動したフロアワークから始め、身体の芯を温めます。
  • Barre (35分):プリエ、タンジュなどの基礎をベースに、スパイラル、オフバランス、パラレル、ターンインも取り入れながら、軸と可動域を深めます。そしてターンアウトのメリットしっかりと学びます。
  • Center & Across the Floor (45分):重心移動に不可欠なフォンデュをはじめ、バレエの回転や跳躍のテクニックを、より深いプリエや角度のあるラインとともに展開していきます。最後は、振付家でもある講師によるエモーショナルなコンビネーションを踊り、感情と身体表現を結びつけていきます。

【対象】

・コンテンポラリーダンスに必要な基礎体力をつけたい方。

・クラシックバレエのテクニックを現代的な作品に活かしたいバレリーナ。

・感情伝達を深める身体技術を学びたい方。

・新しい身体の感覚を追求したい全てのダンサー。

3歳より田中タエのもとでクラシックバレエを始める。
14歳より岡本博雄バレエスクールにて研鑽を積む。
四天王寺高等学校(現・文化・スポーツコース)を経て、大阪芸術大学舞台芸術学科舞踊コース卒業。

大阪音楽大学短期大学部ミュージカル科にてバレエ講師を務め、フィットネスクラブ「ティップネス」にてバレエインストラクターとしても活動。
2014年、上杉真由バレエスタジオを設立。
2018年、直属ダンスカンパニー「niconomiel」を発足。

上級心理カウンセラー・行動心理士(JADP認定)。
心と身体をつなぐ表現芸術と指導の探求を続けている。

現在は森ノ宮を拠点に、子どもから大人まで幅広い世代に向けて、舞踊創作・教育・プロデュースを横断的に展開。
芸術と社会をつなぐ活動に取り組んでいる。

コンテンポラリーダンステクニック 〜Isolation & Flow〜

12:00~13:30

講師: sarAika movement collective

レベル:中級

このクラスでは、sarAika movement collective のムーブメントアプローチ “Isolation & Flow” をベースに、身体の可動域を広げ、立体的な身体の使い方を探っていきます。
骨格や関節の動きを理解しながら身体の各パーツをアイソレーションで丁寧に動かし、背骨や骨盤を中心とした動きの流れを探っていきます。
関節のモビリティやモメンタムを活かし、力に頼りすぎず、身体の構造を使った効率的な動きを学びます。
エクササイズやコンビネーションを通して、
身体の連動やコーディネーションを高めながら、
しなやかでダイナミックな身体の使い方を育てていきます。

sarAika movement collective(サライカ・ムーブメント・コレクティブ)は、イタリア出身のSara Pizziと日本出身の武島アイカによって設立された、ニューヨーク拠点のコンテンポラリーダンスカンパニー。

異文化性(Interculturality)を活動の核に据え、文化的背景の違いを創作のための重要な要素として捉えながら、振付・コラボレーション・ディレクションを展開している。異なる身体感覚や文化的ルーツをもとに、構造的でありながら感覚的深度を持つ作品を創作。移民性、アイデンティティ、文化的記憶などを身体表現へと変換し、身体を「文化が交差する場」として立ち上げている。

また、sarAikaにとって“多様性”とは単なるテーマではなく、コンテンポラリーダンスを拡張するための実践方法そのものでもある。

作品創作に加え、フェスティバル、国際交流、共同制作などを通して、世界各地のコンテンポラリーダンサーをつなぐ活動も行っている。

2021年以降、アメリカ国内外で幅広く活動を展開。IATI Theater、Et Alia Theater、Naoko Tosa(京都大学)、Stony Brook University、University of Bridgeport、Museum of the City of New York、New York Fashion Weekなどから委嘱を受ける。

また、Dance Base Yokohama(YPAM2022)、Performance Project at University Settlement、Jamaica Arts Center、Spoke The Hubなどでレジデントアーティストとして活動。

これまでに、New York Public Library for the Performing Arts、Judson Church、New York City Center、Movement Research、HERE Arts Center、Symphony Space、Queens Theatre、Dixon Place、Arts On Site、Triskelion Arts Theater、Peridance Studio、Ruth Page Center for the Arts(シカゴ)、Detroit Film Theatre – Detroit Institute of Arts(デトロイト)などで作品を発表し、スウェーデン、イタリア、日本など海外でも活動を展開している。

作品はタイムズスクエアのビルボードやCBS・Channel 25でも放映された。

2025年には「Osaka International Contemporary Dance Festival(OICDF)」を立ち上げ、ダンスを通して世界と地域をつなぐ国際的な活動をさらに広げている。

「コンテンポラリーダンスって何?」に答えれるようになるダンス&アートヒストリー

14:00~15:00

講師: 武島アイカ

(セミナーの為、レベル不問)

「コンテンポラリーダンスって何?」
そう聞かれた時、うまく説明できなかった経験はありませんか?

本セミナーでは、コンテンポラリーダンスやアートの歴史をたどりながら、“なぜ今の表現が生まれたのか”を分かりやすく紐解いていきます。

講師を務める武島アイカは、ダンスヒストリーやアートヒストリーをわかりやすく解説するブログでも好評を得ており、本クラスではその内容を対面形式でより立体的に紹介。単なる知識としてではなく、「作品を見る視点」「創作する視点」として歴史を捉えていきます。

歴史を知ることで、コンテンポラリーダンスへの理解が深まり、自分自身の言葉で語れるようになる。
そして過去を知ることは、新しい表現を生み出すための大きな土台にもなります。

コンテンポラリーダンスをもっと楽しみたい方、創作や鑑賞の視点を広げたい方に向けたセミナーです。

武島アイカ / Aika Takeshima
コンテンポラリーダンスアーティスト/振付家/指導者
sarAika movement collective 共同芸術監督(ニューヨーク)
Osaka International Contemporary Dance Festival 創始者/芸術監督

ニューヨークを拠点に活動するコンテンポラリーダンスアーティスト。イタリア出身の振付家サラ・ピッツィとともに国際的ダンスカンパニー sarAika movement collective を設立し、文化的背景の違いを創作の原動力として、移民経験やアイデンティティ、文化的記憶を身体を通して探究する作品を国内外で発表している。

コンテンポラリーダンスを基盤に、バレエやストリートダンスの身体性、ダンスシアター的要素を融合した構造的かつコンセプト志向のスタイルを特徴とする。身体そのものを語り手とし、空間構成、言葉、音、関係性を織り込みながら、物語性と抽象性が交差する舞台世界を構築。重心移動のダイナミクス、背骨主導の立体的展開、流れと分節のコントラストを用い、身体を「文化・思考・感情が交差する場」として機能させる作品を創出している。

『思考するカラダ』コーポリアルマイム体験WS

15:30~17:00

講師: 増井友紀子(tarinainanika)

レベル:オールレベル(未経験・初級の方も大歓迎)

初めての方でも安心して参加できるコーポリアルマイムの体験ワークショップ。
20世紀西洋演劇界の巨匠エティエンヌ・ドゥクルーが構築した役者芸術「コーポリアルマイム」。『思考するカラダ』と呼ばれるコーポリアルマイム特有の身体の在り方や姿勢・リズムを用いて、思考や感情を表現してみましょう。
姿勢を意識的に創造したり、リズムを加える事でドラマを表現、小さな変化が大きな表現を生み出す体験をしてみましょう。
俳優、ダンサー、パフォーマーはもちろん体で演じることに興味のある方は、どなたでも参加できます。
(当日は動きやすい服装・素足またはジャズシューズなどの踵の低い靴で受講してください)

兵庫県神戸市出身。大阪芸術大学舞台芸術学科ミュージカルコース卒業後、関西小劇場で活動し、南河内万歳一座やリリパットアーミーⅡに出演。その後、東京でカンパニーデラシネラ白い劇場シリーズ「分身」「椿姫」「小品集」に参加。身体表現の面白さに興味を持ち、演劇でも無いダンスでも無い表現を探し求める。2018年に大阪に拠点を移し、「思考するカラダ」というチラシに惹かれコーポリアルマイム舞台芸術学校に入学、3年間フルタイムコースを修了しディプロマ取得。戯曲や振付に縛られずゼロから作り上げていくコーポリアルマイムの創作プロセスと技術を用いて自らの表現を追求すると共に、コーポリアルマイム特有の象徴的な演技を紡いだ作品を創作している。「THE SAME BOAT」では魔女になりたい少女の夢と現実との葛藤を、「Rey Camoy」では鴨居玲が描いた「化粧」という老婆の絵画から女性の美へのもどかしさを、「水槽の底」では失ってしまった人への想いと後悔を表現。現在はtarinainanikaのメンバーとして活動している。

コンテンポラリー “In Motion with Althea Dance Company”

17:30~19:00

講師: Thea Bautista

レベル:中級〜

Althea Dance Companyによるコンテンポラリーダンスワークショップ。
講師は、同カンパニーの芸術監督であるThea Bautistaが務めます。
Althea Dance Companyのムーブメントは、流れるようなコンテンポラリーダンスの動きと高い身体性を特徴とし、フロアワークとダンサーの伸びやかなラインを組み合わせた独自のスタイルを展開しています。
ワークショップでは、カンパニー独自のムーブメントボキャブラリーをもとに、フロアワーク、立位でのコンテンポラリーテクニック、パートナリング、レパートリーなどを実践的に学びます。また、即興やコンポジションの要素も取り入れながら、身体表現の幅を広げていきます。
中級〜上級レベルのダンサーを対象としたクラスで、国際的に活動するアーティストたちと共に、新たな身体感覚や創造的なアプローチを探求する機会となります。

テア・バウティスタは、フランス・メキシコ・アメリカにルーツを持つダンサー/振付家であり、Althea Dance Companyの創設者です。
彼女はパリのモーリス・ラヴェル音楽院にて10年間、音楽とダンスを学び、その後2013年にリック・オダム国際ジャズダンスセンターの1年プログラムを修了しました。2014年にニューヨークへ渡り研鑽を続け、2016年6月にPeridance Capezio Centerを卒業しました。
アメリカでの活動、そして2020年にフランスへ帰国して以降、ダミアン・ジャレ、ジュリアーノ・ペパリーニ、IKADA Dance Company、Shawn Bible、Oniin Dance Company、Azul Dance Theaterなど、さまざまな振付家やカンパニーの作品に出演しています。2018年にはニューヨークでAlthea Dance Companyを設立し、これまでにThe Place(ロンドン)、La MaMa Theater(ニューヨーク)、パレ・ド・トーキョー(パリ)といった著名な舞台をはじめ、ヨーロッパ、アメリカ、メキシコ各地のフェスティバルや劇場で作品を発表しています。
彼女の芸術的実践は、自身の国際的背景と多文化的アイデンティティに根ざしています。テアは、人間関係の複雑さを個人的・社会的な両側面から探求し、権力関係、意思決定のプロセス、そして現実の捉え方に焦点を当てています。そのリサーチは「アイデンティティ」を軸に据え、言葉の限界を超えうる身体の物理的・表現的言語を通して表現されています。
振付家およびカンパニーディレクターとして、Chloe Bensahel、Pinar & Viola、PAN Publications、MASI Collectiveといったビジュアルアーティストと協働し、パリのシテ・デ・ザールでの展覧会にも参加しています。また、フランス人作家Olivier Benyahyaとともに、ダンスと文学を融合させたデュエット作品『LAZAR』を創作しています。彼女の作品は、Prelude ProjectやCarvalho Park Gallery(ニューヨーク)、Maison des Sciences de l’Homme(ベルギー)などの機関やギャラリーから委嘱を受けています。
2021年から2023年にかけて、テア・バウティスタはFondation des États-Unis(FEU)のアーティスト・イン・レジデンスとして活動し、振付プロジェクトを支援するための制作助成を受けました。さらに2025年には、ニューヨークのBrooklyn Arts Councilより助成を受け、その芸術的ビジョンと大西洋を横断するプロジェクトが評価されました。
2023年には、パリとニューヨークを拠点とする隔年開催のFUSA Dance Festival(France–USA Dance Festival)を創設し、両国の振付コミュニティの対話を促進しています。このフェスティバルは、パリのFondation des États-UnisやConsulat Voltaire、ニューヨークのLa MaMa Theaterなどで開催され、新進気鋭からベテランまでのアーティストが参加する、包括的かつ国際的なプログラムを展開しています。
現在もテア・バウティスタは、ヨーロッパ、アメリカ、メキシコでの上演に向けた複数の国際プロジェクトを展開し続けています。

Take Workshops
ワークショップを受ける

OICDFは、「観る」「踊る」「創る」すべての人にとって、“新しい芸術”と出会う場所。

国内外の振付家・ダンサー・アーティストが大阪に集い、創作・上演・対話を通して現代の身体表現の可能性を探る本フェスティバルは、単なる作品発表の場にとどまらず、レジデンシー、ショーケース、ワークショップ、トークなどを有機的に結び、「創作のプロセス」「学び」「鑑賞」が循環する場を形成することを目指しています。

世界の多様な表現が大阪という地域に
集い、出会い、交差する
「世界とともに大阪で創る」

OICDFは、身体表現を通じて、
地域と世界が対等につながる
国際的なプラットフォームを目指しています。